素人が13年目のクロスバイクCS3000を徹底メンテナンス。スレッドフォーク分解で失敗したかも

玉受けとナットの締め付け GIANT CS3000いじり

フォークを分解します。

GIANT CS3000のフォークはねじ切りのあるスレッドフォークなので玉受けのナットを外す必要があります。

このナットを外す際にフォークのねじ切りを潰してしまい、戻すことも出来ずにメンテナンス失敗で自転車ダメにしたかと思いましたが、メルカリで安くダイスが購入できたので何とか失敗することなく続けることができました。

その過程の話をします。

使用工具

  • 六角レンチ(M6かM5サイズ)
  • モンキーレンチ(最大36mm)
  • ウォーターポンププライヤー

他の作業も同時進行で行っているので時系列におかしい場合があります。ご了承ください。

素人による見解なので、記載内容に間違いがある場合があります。プロによるメンテナンス法ではありません。自転車メンテナンスはショップに任せるか自己責任でお願いします

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ステム・ハンドルを外す

スレッドステムとハンドル
スレッドステムとハンドル

スレッドステムなのでフォーク中の「タイコ」というパーツを緩めて外します。

タイコを緩める
タイコを緩める

ステムのキャップを外して六角レンチでボルトを緩めるとタイコが緩んでステムが外れます。

多分、6mmか8mmの六角レンチ。

スレッドステムのタイコのイメージ
スレッドステムのタイコのイメージ

スレッドステムのボルトを締め付けると、赤い部分のタイコが持ち上げられて横にズレてフォークの中で押さえつけられ固定される仕組み。

ボルトを緩めるとハンドルの高さ調整や、そのまま抜くことも出来ますが、緩め過ぎてタイコが外れて落ちないように注意する。

ステムが固着して外れない時は上からプラスチックハンマーか布を当ててハンマーをゴンっと軽く叩くと動いて外れることがあります。

ステムを外した
ステムを外した

ハンドルはレバーもグリップもそのまま使用するのでこれ以上分解はしません。

フォークを外したらネジ山潰れた

キャップの部分のカバーを外す
キャップの部分のカバーを外す

大丈夫だろうと思い、ラスペネなど浸透させずに作業を進める。

モンキーレンチでハットを外す
モンキーレンチでハットを外す

緩めると手で回して簡単に外れる。ここまでは順調。

玉受けのナットも外す
玉受けのナットも外す

玉受けのナットがダストカバーに隠れていて、少し頭が出ている程度なので薄いです。ここは、モンキーレンチを回すのが一苦労しそう。

最初のうちは玉受けのナットが緩んでく、でも直ぐに重くなる感触に変わり、妙に力が必要に。

何度もモンキーレンチが滑るので、上から(作業用手袋をした状態で)手の平で押さえつつモンキーレンチを回します。

玉受けナットここまで回して滑る
玉受けナットここまで回して滑る

ここまで回して、ようやくラスペネを吹き付ける。写真で見ると金属の糸くずが出ていて嫌な予感がしますね。

それでも外すのが一苦労。モンキーレンチでかなり力を入れて回す。

なんとかナットを外せた
なんとかナットを外せた

小一時間の格闘の末、ようやく外れた。

スレッドフォークのネジ山がつぶれてる
スレッドフォークのネジ山がつぶれてる

スレッドフォークをよくいるとネジ山が潰れていました。

思い当たる点が2つあります。

  1. 外す前に潤滑剤使わなかったので焼き付いた
  2. 購入間もない時に分からずに玉受けナットを回し過ぎた

1.に関してはラスペネ使わずに回したので、その時に潰してしまったかなあと。

2.については、ハンドルの高さ調整か向きの調整で何もわからずに玉受けのナットを緩めたり締めすぎたりして潰してしまったこと。

この2つが思い当たります。特に2だった場合、その状態でずっと乗っていたことになるので、スレッドフォークに相当負荷が掛かっていそうです。

一旦清掃してからはめ戻す
一旦清掃してからはめ戻す

とりあえず、ヘッドチューブの中やスレッドフォークをパーツクリーナーで清掃して、もう一度はめ戻しましょう。

スレッドフォークのネジにたっぷりとグリスを塗って戻します。

グリスを塗ってはめ戻してもダメ
グリスを塗ってはめ戻してもダメ

この辺りから力一杯で回しても入りません。結局ナットを外しました。

とりあえずフォークの分解作業は中断。他の作業をします。

スレッドフォークのダイス購入かフォーク交換か

色々調べていましたが、ホーザンにスレッドフォークのネジ山を修正する工具(ダイス)が販売されています。

ノーマルサイズの1インチと、オーバーサイズの1.1/8インチサイズがあります。ノーマルサイズはいわゆるママチャリ、CS3000はオーバーサイズです。

しかし、ダイスだけに1万以上は高いです。ホームセンター等に売っている一般的なダイスとネジ径やピッチが違い特殊です。ネジ径が同じでもピッチが狭い。

交換用フォークについて調べると1万円以下で買えることも分かりました。1万以下なのでクロモリですが。

ただ、フォーク交換となるとネジ山が無いアヘッドフォークになります。そうなるとヘッドパーツもステムも交換しないといけない。

ヘッドパーツ交換にはAmazonで簡易工具が売っているものの、抜くのと圧入が必要になる。そして、フォークのパイプカットも。

そんなこと考えながらダイスを中古で探していたら、オーバーサイズのダイスがメルカリに1000円で出品されていました。

早速購入して、届いたらスレッドステムの修復に挑戦します。

ダイスでスレッドフォークのネジ山を修正

届いたオーバーサイズのダイス
届いたオーバーサイズのダイス

届いたダイスはホーザンの「C-432-1」です。今は型番が違うので廃盤となった製品のようです(ダイスハンドルの構造だけの違いのような気がします)。

手の平にダイスを置くと内側の刃でチクチク痛いので、持ち方に注意。

さっそく作業を始めたいのですが、斜めに入って回すと全てが水の泡になるので、ここは知識のある家族の方にやってもらいました。

ハンドルは無いのでダイスを手回しです。

切削油にモリブデングリスを代用
切削油にモリブデングリスを代用

切削油の代わりにモリブデングリスを代用。モリブデングリスは焼き付き防止になるらしい。

作業を見ていたのですが、

  • 力を入れずにゆっくる回す
  • 引っ掛かりを感じたら逆方向に少し回してゆっくり回す
  • 引っ掛かりが無くなるまで「緩めて締める」の繰り返し

本当は、ハンドルの調整ネジでダイスの内径を調整する必要があるのですが、ダイスだけの手回しでも問題なかったもよう。

試しにナットを入れてみる
試しにナットを入れてみる

手回しでナットを入れてみましたが、焼き付いた部分より深く入ったので問題なさそうです。

一件落着。

ヘッドパーツのベアリングは清掃出来なさそう

フォーク分解したついでにヘッドパーツのベアリングも洗浄したかったのですが、どうも取れるような感じでは無いため、表面の汚れを拭き取るだけにします。

ヘッドパーツのサイズ測るついでにベアリングも見る
ヘッドパーツのサイズ測るついでにベアリングも見る

ヘッドパーツの外径は約500mm?

ヘッドパーツのサイズ測るついでにベアリングも見る
ベアリングの内径も測る。

ベアリング内径は約29.5mm?

ヘッドパーツのサイズを測るついでにベアリングを外そうとたくらみましたが、同も外れない。

ベアリングの黒い蓋の部分を千枚通しで外そうとしても無理なので諦めます。フォーク外すと中からリング状のベアリングが出てきて簡単かと思っていたんですけどね。

不rんとフォーク交換することを考えてヘッドパーツも調べましたが、CS3000のヘッドパーツはインテグラルという種類で、ヘッドパーツもいくつか種類があるので探すのも大変です。

ヘッドパーツの種類|サイクルベースあさひ

ネジ山修復したスレッドステムを組み付ける

焼き付き防止にモリブデン
焼き付き防止にモリブデン

焼き付き防止にヘッドパーツとスレッドフォークにモリブデングリスを塗ります。

ダストカバーは皮一枚だったので外しました。フォーク組付け後にはめます。

ベアリング付近は自転車用グリス
ベアリング付近は自転車用グリス
ベアリング付近は自転車用グリス
ベアリング付近は自転車用グリス

ヘッドパーツやフォークなど一度清掃したので、ベアリングの当たる部分にグリスを塗っておきます。

スレッドフォークのネジ山にモリブデングリス塗っていますが、混ざり合う場所でもなさそうなのでまあいいかなって(根拠なし)。

慎重に、手回しで入れました
慎重に、手回しで入れました

ヘッドの玉受けナットは締め付けるとフォークの回転が悪くなので、ガタが出ない程度に締めます。

多分、ホイールのハブベアリングの調整よりはシビアにしなくていいと思うので、少し締め付けてもいいかなと思います。

フォークがしっかり入りガタ付きがないほどに玉受けナットを締める
フォークがしっかり入りガタ付きがないほどに玉受けナットを締める

フォークとヘッドチューブの下部の部分を手で押さえながら、フォークを動かすとガタ付きがあるか分かる。

玉受けとナットの締め付け
玉受けとナットの締め付け

玉受けの調整が終わったらナットを取り付けて、玉受けを動かさずに上のナットを締め付けていきます。

玉受け側のモンキーレンチは動かさず、ウォーターポンププライヤーで上ナットを締める。

フォークを組み付け
フォークを組み付け

一時はどうなるかと思いましたが、フォークの組付けが終わりました。あとはダストカバーやキャップをはめ戻すだけです。

自転車メンテナンスの作業はスプロケットの固着といい、一難去ってまた一難ですな。

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