mixhostでのバックアップ・リストア方法まとめ

レンタルサーバーmixhostには4種類のバックアップ機能があるので、どれがいいのか実際に使って試しました。

間違って、サイトのディレクトリやデーターベースを削除してしまったり、障害などで万が一データーが消えた場合にも使えるかと思います。

どこのレンタルサーバーにも言えることかと思いますが、100%データーが消えないという保証はないので、ローカルにバックアップすることでリスクを減らしたほうがよいです。

そんな時に役立つ、mixhostにあるバックアップ機能をまとめてみました。

mixhost

バックアップの種類

mixhostには、「完全バックアップ」「部分バックアップ」「WordPress自動バックアップ」「R1Soft」の4種類のバックアップ機能があるので、管理人が感じた印象について説明しようかと思います。

完全バックアップ

完全バックアップはホームディレクトリの全ファイルやドメインなどの設定ファイルもバックアップされますが、リストア機能が無いのでバックアップしたファイルを解凍してからサイトのデーターをアップロードする必要があります。

また、ドメイン設定などのファイルもバックアップされますが、通常ファイルマネージャーからアクセスできないのであまり意味はありません。

「完全バックアップ」となっていますが、自動でリストアできないのと設定ファイルもリストア方法が分からないのであまり使えない印象です。

また、cPanelのバックアップウィザードで「他サーバーに移転する時に使える」ように説明されていますが、おそらくcPanelでの話かと思うのとcPanel上からリストアできないので、システムにcPanelを導入するときに設定を反映させるものかと思います。

部分バックアップ

cPanelからリストアできます。手動でバックアップ取るにはこの方法が使えるかと思います。

ホームディレクトリとデータベースをそれぞれバックアップファイルをダウンロードする必要があります。また、複数のデータベースを持っていると(複数のサイト)データベース毎にダウンロードします。

WordPress自動バックアップ

正式な名称が分からないので「WordPress自動バックアップ」と名付けています。

サイト単位でWordPressの自動バックアップができ世代管理もできます。リストアもバックアップした日付から選ぶだけなので簡単です。

このバックアップは、cPanelの「Softaculous」にあるWordPress自動インストールでインストールされたWordPressのサイトのみ有効です。自動インストールし、WP移転プラグイン「All-in-One WP Migration」などで移転したサイトにも使えます。

なので、管理人は一番使えるバックアップ機能かと思います。

R1Soft

サーバーに標準で付いてるバックアップ機能。なので、バックアップ時にディスクの容量やリソースの消費が無い。また、世代管理で14日前までリストアできますがバックアップの時間帯は指定できません。

ただ、データベースをリストアする際にちょっと癖があるので、下記に注意します。

同一名のデータベースが存在しない状態でデータベースのリストア作業を行うと、R1Softでは正常に完了するようにメッセージが出ますが、実際はデータベースがありません。

また、リストア後に同一名でデータベースを作成しようとすると「既に存在しています」とエラーとなり作成できません。(サポートに連絡してR1Softでリストアしたデータベースを削除してもらう必要があります)

リストア前に同じ名前のデータベースを作成していると問題ありません。

バックアップ・リストア手順

「public_html」内のディレクトリとデータベースを削除して、実際にリストアできるか検証したので、4種類のバックアップ・リストアの方法について説明します。

また、完全バックアップを除いた3種類のバックアップ機能で、削除したデータベースのリストアに関する注意点を表にまとめます。

データベース作成 データベースのユーザー権限
部分バックアップ リストア時に自動作成 付かない
WordPress自動バックアップ リストア前に必要 リストア前に付ける必要あり
R1Soft リストア前に必要 付かない

データベースのユーザー権限は以前と同じユーザー名が必要になります。

「WordPress自動バックアップ」でリストアする際にデータベースのユーザー権限を付ける必要があります。また、他2つのバックアップも最終的にユーザー権限を付けないとWordPressが使えません。

WordPress自動バックアップ

Softaculousでインストールした自動WordPressにバックアップのスケジュールを設定します。

cPanelのSoftaculousにあるWordPressを選択

表示が違う場合はこちら移動し、WordPressのアイコンを選択

この画面をスクロールして

編集をクリックします。

定期バックアップ期間「日・週・月」と、世代管理の回数を設定して画面下に行きます。

インストール内容の編集をクリックしてバックアップの設定完了です。

次に、バックアップスケジュールは、この設定をした時間帯に実行されるので、時間設定を変更するために一度、cPanelに戻ります。

Cronジョブをクリックします。

「編集」から時分を指定して、「行の編集」をクリックしてスケジュールの時間を変更します。

SoftaculousでWordPressインストール時にバックアップのスケジュールを設定できます。この場合も、Cronジョブで任意の時間帯に変更します。

また、バックアップファイルはホームディレクトリの「/softaculous_backups」に作られるのでダウンロードも可能です。

次にリストアです

バックアップと同じくSoftaculousに移動します。

右上のアイコンをクリック

「復元」のボタンをクリック

確認メッセージが出るので【OK】をクリック

サーバー上にバックアップファイルが無くても、ホームディレクトリの「/softaculous_backups」にアップロードすることでリストアも可能です。

R1Soft

データベースのリストアをする前に、リストアするDBと同じ名前のデータベースを作成する必要があります。存在しない場合は、処理は正常に終了しますがDBは作成されず、新規にDBを作成しようとした場合「存在しています」とエラーが出て作れません。

ファイルとデータベースのリストアを行います。

cPanelからR1Softを選択

R1Softにログインします

バックアップリストが表示されます

ファイルのリストア

リストアしたい「フォルダ」のアイコンをクリック

ダブルクリックで開きます

「/home/public_html」まで開き、リストアしたいサイトのディレクトリを選択。【選択したものをリストア】クリックします

確認画面が出るので【リストア】をクリックします。

バックアップが開始され、正常に終わるとこのような画面が出るので「×」で閉じます。

データベースのリストア

次にデータベースのリストアをします。

先ほどのバックアップリストからこのアイコンをクリックします。

データベースの階層を開きます。

リストアしたいサイトのデータベースを選択してリストアを開始します。

正常にリストアできたら完了です。

部分バックアップ

バックアップ

cPnaelからバックアップウィザードを開きます。

バックアップを選択

ホームディレクトリを選択

ホームディレクトリをクリックしてダウンロードします。

データベース

MySQLのデータベースをクリック

サイトのデータベースをダウロードします。

リストア

【復元】をクリック

【ホームディレクトリ】選択

アップロード選択

リストアが開始され終了です。

次に、データベースのリストア

【MySQLデータベース】を選択

バックアップしたファイルを選択し、【アップロード】をクリック

データベースのリストア完了です。

完全バックアップのバックアップ・リストア

バックアップから説明します。

cPanelの「バックアップウィザード」クリック

【バックアップ】をクリック

【完全バックアップ】をクリック

【バックアップの生成】をクリック

バックアップ処理が始まるので「戻る」で前の画面に戻ります。

バックアップが完了するとホームディレクトリにバックアップファイルが生成されます。赤枠のリンククリックしてダウンロードします。

リストアの方法

完全バックアップからのリストアです。リストア方法は手作業になり、「WordPressのディリクトリ復元」、「データベースのインポート」の順で説明します。

リストア前に、バックアップファイルのWordPressとデータベースの保存場所は下記のようになります。

  • WordPress「/homedir/public_html」
  • データベース「/mysql」

cPanelからファイルマネージャーに入ります。

完全バックアップで作成されたファイルを選択します。

「抽出」をクリックします。

このような画面が表れるので赤枠のボタンをクリックします。

抽出(解凍)が終わったら赤枠のボタンをクリックしてこの画面を閉じます。

解凍後、完全バックアップのファイルと同じディレクトリができるので、「public_html」に移動します(先ほど述べたWordPressの保存場所です)。

解凍した「public_html」内にドメインごとのディレクトリがあるので復元したいドメインのディレクトリを選択してホームディレクトリ内の「public_html」にドラッグします。

これでファイルのリストは終わりです。データベースをインポートするためにデータベースのファイルをダウンロードします。

場所は先ほど述べた「mysql」です。この中にある「WordPressのデータベース名.sql」をダウンロードします。

次に、データーベースのリストアをします

cPanelから「phpMyAdmin」に入ります。

データベースを選択して、インポートをクリックします。

データベースのバックアップファイルを選択して、【実行】します。

インポートが正常に完了すると、後は、サイトが表示されているか確認します。

データベースがが無い場合は、依然と同じ名前のデータベースを作成してユーザー権限を与えます。

まとめ

サイト内のファイルとデータベースをさくじょしてリストアを行いましたが、Softaculousにある自動バックアップ機能が一番使えるといった感じです。ダウンロードしたバックアップファイルをリストアに使えるのが個人的に評価が高かったです。

また、Linuxの知識が必要ですが、シェルスクリプトとCronを利用して、自動でバックアップファイルをメールに添付して送信も出来そうです。

R1Softのバックアップは、サーバー標準機能なのでバックアップ容量消費しないのは良い点ですが、データベース復元が癖があったり、ダウンロドしたファイルで復元できないよなので2番手になりました。

というわけで、mixhostのバックアップ機能をまとめてみました。バックアップ方法についてのサイトが見当たらなかったので、こういった記事もあったら役立つと思い投稿しました。

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