はんだ付け失敗は温度が原因!?温度制御できる温調はんだごて選び

初心者のはんだ付け失敗する原因の一つとして「温度が高すぎる」があります。

僕も慣れない時は、はんだコテを当てる時間が長くなり温度を高くし過ぎて基板の配線(ランド)を剥がして失敗した経験もあります。はんだ付けに最適な温度は鉛フリーハンダで「330度~360度」と言われていて、100円ショップやホームセンターで売っている安いはんだコテは温度の調整ができず知らない間に400度以上になる事もあります。

中には500度まで上がってしまうと基板のパターンも剥がれてしまいますが、ICなど熱に弱い部品も壊れてしまう心配もありますね。

※RoHS対応の鉛フリーハンダ

※RoHS対応の鉛フリーハンダ

はんだの失敗を減らすには経験を積んでいく事ですが、温度制御が可能な「温調はんだごて」を使うのも一つの手です。温調はんだごては、コテ先が設定した温度に達するとそれ以上温度が上がることはありません。

☑ 失敗しないハンダ付けのコツ

  • コテ先は寝かして当てる(接触面積が増えて熱が伝わりやすい)
  • ハンダは基板の穴と部品の足に(コテ先に直接付けちゃダメ)
  • ハンダを流し過ぎない(ハンダが流れてランドの穴が埋まったらハンダを離す)
  • 当てる順番は『コテ先→ハンダ』の順に(コテ先でランドを温めてからハンダ付け)
  • 離す順番は『ハンダ→コテ先』の順

僕の経験から以上の点が失敗しにくくハンダを付けるコツだと思います。上手くいくと基板のランドに吸いつくようにハンダが流れるようになります。

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おすすめの温調はんだごて3選

白光や太陽電機産業(goot)のはんだコテは入手性が高く。替えのコテ先は通販やマルツパーツなどの電子部品専門店で入手しやすいです。

「白光 FX600」はダイヤル大きく温度調整がやり易い

僕も使っているはんだこてです。温度調整ダイヤルの摘みが大きいので作業中の微調整が簡単です。調整ダイヤルのメモリも320度と360度があるので鉛フリーハンダを使うのに最適です。

保護キャップが付いていないので、別売の布製の保護キャップを買う必要があります。

※電源プラグには通常の平型と2極接地(3極プラグ)があり、家庭用コンセントで使用する場合は平型を選びます。

「goot PX-201」は保護キャップ付きで保管が容易

温度調整の摘みはマイナスドライバーで調整する必要がありますが、専用の保護キャップが付属で使用後に完全に熱を冷まさなくても工具箱に片づけることが出来ます

マルツパーツしかないような地方だと白光よりgootのコテ先の方が入手性は高いように思います。

「Anbes はんだごてセット 8点セット」はオールインワン

こちらは、Amazonでしか販売していませんが、コテ台やはんだ吸引器、替えのコテ先などハンダに必要な道具が一式セットになっています。

替えのコテ先の入手性に難ありですが、「ハンダを使ったことが無くて一から道具をそろえる必要がる」初心者には良いセットだと思います。

はんだごて使うのに便利なアイテム

あると便利な、ハンダ失敗したときやコテ先のメンテナンスに役立つアイテムを紹介します。

コテ先クリーナー

クリーナーがあると、スポンジに水を含ませる手間がなくなります。金属たわしなのでスポンジよりよく取れます。

※たわしタイプは温調ハンダごて専用です。温度制御できないハンダごては、コテ先の温度を下げる役割もある水を含ませる「スポンジ」を使います

コテ台

コテ台は重量があると、安定して倒れる心配が少ないです。

シンプルなコテ台です。台が金属なので安定感はあります。

タワシとスポンジがセットになったコテ台です。これだと作業台の場所を取りません。

ハンダ吸取器・ハンダ吸取り線

ハンダ失敗したときにハンダを取り除くアイテムです。初心者・上級者問わず必須アイテムです。

失敗したハンダを取るときに使います。ハンダ吸い取り器とハンダ吸い取りシート両方あると便利です。

交換用コテ先

製品毎に互換性が無いのと種類が多いので各メーカーサイトをご覧下さい。

白光 FX-600の替えのコテ先
goot PX-201の替えのコテ先』(製品ページに記載)

ハンダごて本体に付いてくる標準タイプの他にさまざまな種類のコテ先が用意されており、極細タイプがあるとICなど小さい部品の取り付けにも役立ちますね。

「スイッチ付きOAタップ」があると電源オフが容易

家庭用で使うはんだごては基本的に電源スイッチが付いていません。

なので、電源スイッチ付きの延長コードやOAタップなどあると、ちょっと作業から離れる時に簡単に電源OFFに出来るので火事になる心配がなくなります。

はんだごてのワット数は高くないので、スイッチ付きOAタップは家電量販店や100円ショップの品物など何処でも良いです。

コテ先のメンテナンス

長く使うために覚えておきたいのが、コテ先のメンテナンス。使い終わって電源を抜いた後の余熱を利用してコテ先にハンダを盛っておきます。

こうすることでコテ先の酸化防止になります。

コテ先にハンダが付かなくなったら

クリーナー剤があります。

コテ先に付けた後、スポンジなどで拭き取ります。拭き取った後はコテ先にハンダを付けて酸化防止させます。

それでも駄目ならコテ先を買い替える

コテ先はメーカーにもよりますが500円前後で手に入ります。どうしてもハンダが付かなくなったら簡単に交換できます。

コテ先の分解

コテ先の分解

写真のように簡単に分解できます。分解は十分冷ましてから、やけどに注意!

まとめ

はんだ付けの失敗を少なくする一つが温調ハンダごてです。適切な温度ではんだ付けをするとハンダも乗りやすく失敗も少なくなります。

温調ハンダごては、白光、太陽電機産業(goot)だと替えのコテ先もホームセンターや電子部品専門店(マルツなど)で入手しやすいです。

ハンダ付け温度は330度~360度が最適ですが、私は、330度で作業してます。手際が遅いのでこれより高い温度設定で行うと基板を焦がすこともあるので・・・

特に、ハンダが部品の足やパターンに付かない場合は温度が高い場合が多いので、温調はんだごてを使うと付き易くなります。

部品の足に吸い込むようにハンダが馴染む様子を見ると気持ちいいですよ^^

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